【「蔵開き」情報公開!】GRAND2022

GRAND2022
-GUJO SCREEN PRINTING EXHIBITION-

戦後、シルクスクリーン印刷機「グランド印刷」を開発し、全国に普及しただけでなく、今も20社以上のスクリーン印刷工房がある岐阜県郡上市。

「GRAND2022」は、土地と歴史の持つ遺産を現代に接続するために、壮大、偉大などの意味を持つ「グランド」という言葉を蘇らせ、工業的な規模の拡大から文化的な波及へとアップデートさせるスクリーン印刷の企画展です

参加アーティストは、郡上八幡の画聖・水野政雄さん、郡上に拠点を移した気鋭の絵本画家・阿部海太さん。また、スクリーン印刷のデモンストレーションには、上村考版の上村大輔さんを郡上から招いて、即興実演販売を行います。

阿部 海太 氏
画家・絵本作家。1986年生まれ。根源的なイメージをモチーフに絵本や絵画作品を発表。『ぼくがふえをふいたら』で第26回日本絵本賞を受賞。その他著書に『みち』、『みずのこどもたち』、『めざめる』、共著に『はじまりが見える世界の神話』、『えほん遠野物語 しびと』、『ほっきょくでうしをうつ』など。2022年夏より郡上在住。
水野 政雄 氏
1938年郡上八幡生まれ。多摩美術大学油絵学科卒業。全国各地で個展を開催し、1984年から現在まで毎年「郡上おどり」の観光ポスター原画制作を手掛ける。 1990年に「心の森ミュージアム遊童館」オープン。絵画の制作とともに、切り紙、折り紙、木の造形など多彩な活動を続けるマルチ・アーティスト。

展示の監修&編集は出版界で革新的挑戦を続けるNEUTRAL COLORSの加藤直徳さん。ロゴデザインとアートディレクションは雑誌NEUTRAL COLORSのデザインも手掛ける加納大輔さんが担当。

NEUTRAL COLORS


加藤 直徳 氏
編集者。雑誌NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTISなどを立ち上げ独立。2019年、印刷までを自社で行う出版社「NEUTRAL COLORS」を設立。『NEUTRAL COLORS』を中心に、印刷工程に手作業を盛り込んだオルタナティブな本づくりを実践している。2023年は製本所とブックショップをスタートさせる。
加納大輔
編集者。雑誌NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTISなどを立ち上げ独立。2019年、印刷までを自社で行う出版社「NEUTRAL COLORS」を設立。『NEUTRAL COLORS』を中心に、印刷工程に手作グラフィックデザイナー
1992年生まれ。雑誌『NEUTRAL COLORS』、批評誌『エクリヲ』などのアートディレクションのほか、ブックデザインを中心に活動を行う。

郡上で発展した「グランド印刷」の歴史やスクリーン印刷会社の紹介とともに、描く人と刷る人による共創のプロセス、コピーなのに一点物のオリジナルであることの揺らぎ、刷り重ねることで立ち上がるスクリーン版画独特のパースペクティヴ。地場産業グランドの遠大な描き替えを見せる「GRAND2022」にぜひご来場ください。

GRAND2022

▼日時:11月18日(金)13:00~20:00

    11月19日(土)10:00~18:00

▼会場:WACCA池袋 4Fギャラリー

    (東京都豊島区東池袋1丁目8-1)

▼主催:郡上市役所政策推進課

▼問合:0575-67-1844(同上)

※11/17~19につきましては、080-1994-4647(江戸蔵スタッフ:井上)までお願いします。

▼企画:郡上藩江戸蔵屋敷

▼公式website:https://edokura.net/

◉トークイベント

【スクリーン印刷で息づく世界とは?】

11月18日(金)14:00~15:00

ゲスト:阿部海太(絵本画家)×加藤直徳(NC)×上村大輔(上村考版)

司会:井上博斗(郡上藩江戸蔵屋敷)

「スクリーン印刷にとって、描く・刷る・売るという一連の営みは、どのような自在さと可能性をもつのか。このたびの制作展示でそれぞれの挑戦と仕掛けを施した3者による興奮のクロストーク。」

◉プリント・デモンストレーション

【上村大輔さんによるアートワーク&Tシャツ販売】

11月18日(金)15:00~18:00

   19日(土)10:00~15:00まで随時

「郡上のスクリーン印刷産業の半分以上を占めるアパレル、衣服へのプリント。グラフィックデザイナーであり、多様なドローイングによるスクリーン印刷商品を生み出してきた上村大輔さんが、この2日間でしか出来ない手刷りによるTシャツを会場にて実演販売いたします。」

※販売されるTシャツは、先着20名になります。

【郡上藩江戸蔵屋敷について】

郡上藩江戸蔵屋敷は、郡上市役所政策推進課の主宰事業として2017年より江戸東京での交流型イベント「蔵開き」を開催し、郡上の逸材や名品、芸能や郷土食など多彩なタカラを届ける風土便を企画してきました。また公式WEBサイトにて、郡上のヒト・コト・モノをより掘り下げた動画や記事をアーカイヴする最深部メディアを運営しています。

#アウトドア#仕事#冬#告知#宝暦義民太鼓#拝殿踊り#暮らし#江戸蔵土産#猪鹿庁#白山信仰#白鳥おどり#農家さん#郡上の踊り#郡上ジビエ#郡上市白鳥町